アールグレイ全12種類を解説してみました
Featured Tea:Earl Grey
HARNEY & SONSのアールグレイは、ベーシックなものから、白茶やウーロン茶とブレンドした独創的なものや、さらにはバニラやキャラメルのような”甘さ”をトッピングしたスウィート・フレーバー、デカフェ、オーガニックなど全12種類。
それぞれのフレーバーを詳しくご説明いたします♪
A:パリ
紅茶とウーロン茶のブレンドティーにベルガモットとカシスを加え、さらにバニラとキャラメルの甘い香りをアドオン。爽やかさと甘さが共存する独創的なフレーバリングは様々な顔をもつ「パリ」を表現しています。
■Strong
●Sweet
B:アールグレイ・シュプリーム
茶葉は、紅茶に加えて白茶、そして白茶の新芽であるシルバーニードルが含まれます。明るい水色(すいしょく)は紅茶や白茶の新芽など上質の茶葉によるため。これらの茶葉と天然のベルガモットによる甘さ、後味の良さが絶妙な一杯です。
■Mild
●Lemony
C:アールグレイ
インドと中国の紅茶に台湾の烏龍茶がブレンドされた茶葉がベースになっています。天然のベルガモットオイの香りは「Supreme」や「Imperial」ほど強くなく、まろやかなアールグレイをお楽しみいただけます。
■Strong
●Lemony
D:ウィンター・ホワイト・アールグレイ
希少な中国の白茶(white tea)に天然のベルガモットで香りをつけた贅沢な一杯です。通常のアールグレイより軽いアールグレイを飲んでみたい方はペールイエローの水色とあわせて是非お試しください。
■Strong
●Lemony
E:ヴィクトリアン・ロンドン・フォグ
英国ビクトリア時代に人気を博したミルク入りアールグレイへのオマージュ。紅茶とウーロン茶のブレンドティーにバニラとラベンダーでフレーバリング。味わい深い紅茶の味と甘い香りとフラワーティーの華やかさが共存。
■Strong
●Sweet
F:アールグレイ・インペリアル
紅茶や王室の歴史をもとに考案されたヒストリック・ロイヤル・パレスコレクション(HRP)5種類のうちのひとつ。ボディ(茶葉のコクや力強さ)は「Supreme」より強め。宝石がちりばめられた王冠をイメージしたパッケージも魅力です。
■Strong
●Lemony
G:タワー・オブ・ロンドン
紅茶とウーロン茶をベースにしたアールグレイに、バニラとはちみつで甘い香りづけをして、さらにドライカシスでフルーティーさも漂う複雑なフレーバリング。飲むたびに新しい発見ができます。
■Strong
●Sweet
H:ヴィエニーズ・アールグレイ
ウィーンの友人のティーハウスを訪れインスパイアされて作ったアールグレイは、インドのダージリンがベースです。ベルガモットの美しい柑橘の香りも感じながらも、しっかりと口当たりが軽やかさなダージリンも味わえます。
■Strong
●Lemony
I:オーガニック・アールグレイ
南インド ニルギリ地区のコラクンダ茶園のオーガニックティーと、ブラフマプトラ川の北岸に位置する茶園から仕入れたアッサムのブレンドにベルガモットを加えた逸品。丁寧に育てられた上質なお茶の味の感動を教えてくれる貴重なブレンドです。
■Strong
●Lemony
K:デカフェ・パリ
絶大な人気を誇るアールグレイベースのフレーバーティー「パリ」からカフェインを抽出。デカフェなのにパリ独特の風味や香りはしっかりと残っています。
■Strong
●Lemony
HARNEY & SONS
Earl Grey バリエーション検証!
フレーバー分布図
マトリックス左上
マトリックス右上
マトリックス下
”林原真澄さん”からコメントをいただきました。
アールグレイ・シュプリーム
アールグレイ
HRPアールグレイ・インペリアル
ヴィエニーズ・アールグレイ
ウインターホワイトアールグレイ
(株)Masumi English Tea NY 代表取締役
2009 年ロンドンで紅茶の専門家としてキャリアをスタート。英国紅茶会社のブランドアン バサダーとして、ロンドン・東京の 5 つ星ホテルで紅茶研修や紅茶イベントを数多く手掛ける。
その後 NY に拠点を移し、セミナー主宰や執筆に携わったのち、日本の紅茶の可能性 を広げたいとの思いで 2020 年東京で創業。現在は企業(ホテル・レストラン)向けのティ ーコンサルティングを中心にイベントの企画を提案、実施。南青山のヴァルカナイズ・アカ デミー「モダン・ブリティッシュティークラス」講師。在英 9 年、NY7 年。
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