福山で出会う、Bean to Bar チョコレートと紅茶の豊かな時間

HARNEY & SONSの紅茶を、ゆったりとした空間で味わう。そんな時間を叶えてくれる場所が、広島県福山市にあります。
今回訪ねたのは、カカオ豆からチョコレートを自家製造するBean to Bar(ビーン・トゥ・バー)チョコレートの専門店であり、カフェとしても親しまれている「pharmacy chocolate(ファーマシー チョコレート)」。店主の中居さんにお話を伺いながら、こだわりのチョコレートとHARNEY & SONSの紅茶が響き合う、その魅力に迫りました。
「薬」としての歴史に根ざした、健やかなチョコレート作り
福山駅からほど近い場所に佇む、白を基調としたスタイリッシュな空間。店名にある「pharmacy(薬局)」という言葉には、かつてチョコレートが薬として珍重され、薬剤師が扱っていたという歴史的背景が込められています。


中居さんが目指すのは、そうしたルーツに立ち返った、カカオ本来の力を引き出す、健やかなチョコレート。その考えのもと、一般的なチョコレートに使われる増粘剤や安定剤などの添加物は一切使用していません。甘味料も白砂糖ではなく、メープルシロップやきび砂糖を選ぶことで、身体にやさしく、素材の風味がまっすぐに感じられる味わいに仕上げています。

世界中のカカオ豆から「本当に良いもの」を選び抜く
中居さんのこだわりは、カカオ豆の仕入れ段階から始まります。現在、良質なカカオ豆の多くはヨーロッパの業者を中心に流通しているのが現状ですが、そこに安易に頼ることはありません。
「既存のブランディングではなく、純粋に“味のクオリティ”で選びたい」。
その想いから、南米やアフリカに限らず、インドやベトナムといったアジア圏の良質なカカオにも目を向けています。
品種についても、味わいを重視しています。一般的に流通量の多いフォラステロ種ではなく、希少で香り高いカカオの血統を持つトリニタリオ種を主に使用。フルーティーな香りと奥行きのある味わいが特長です。
カカオ豆は産地や気候、その年の環境によって驚くほど表情が変わります。その変化を見極めながら配合を調整し、常に最良のバランスを探り続けています。

鮮度へのこだわり――ローストしたての香りをそのままに
チョコレートの美味しさを左右する、もう一つの重要な要素が「鮮度」です。
「小規模店だからこそできる強みは、流通から販売までの時間を極限まで短くできること」。
ローストから製品化までのスパンをできる限り縮めることで、カカオが持つフレッシュな香りと風味を閉じ込めています。
また、レモネードに使用した瀬戸内産レモンの皮をチョコレート菓子に活用するなど、素材を余すことなく使い切る丁寧な手仕事も、pharmacy chocolateならではの魅力です。
HARNEY & SONSとの出会い――「味」への信頼
素材選びに一切の妥協をしない中居さんが、カフェで提供する紅茶として選んだのがHARNEY & SONSでした。きっかけは知人の紹介。しかし、導入の決め手はとてもシンプルだったといいます。

「理由は、圧倒的に美味しかったからですね。特にホット・シナモン・スパイスを初めて飲んだときの衝撃は忘れられません。自然な甘さとスパイスのバランスが本当に素晴らしくて、『こんな紅茶があるんだ』と驚きました」
紅茶もチョコレートと同じく、嗜好品としての奥深さを持つもの。それでも中居さんは、知識や理論を前面に出すことはしません。
「自分が納得して作り、選んだものを、純粋に“美味しい”と楽しんでもらえたらそれでいい」。その誠実な姿勢が、pharmacy chocolateの心地よい空気感をつくり出しています。

(写真)HARNEY & SONSのローズ・センティドを使用したレモネード。スッキリとした酸味と甘やかなバラが香る。
チョコレートと紅茶を、五感で楽しむペアリング

(写真)チョコレートテリーヌとミルキー・ウーロン
pharmacy chocolateでは、現在約10種類のHARNEY & SONSの紅茶をラインナップ。その日のスイーツやお客様の好みに合わせて、ペアリングを提案しています。
「カフェインの有無や香りの系統が偏らないよう、バランスを意識しています」と中居さん。スタッフに相談すれば、その日の気分や選んだチョコレートにぴったりの一杯を提案してもらえます。
日常の中にある、ささやかなご褒美の時間

「流行を追いすぎるのではなく、普遍的に“美味しい”と思えるものを作り続けたい」。
そんな中居さんの言葉の通り、店内には年齢や性別を問わず、幅広いお客様が訪れます。
HARNEY & SONSの紅茶が持つ華やかな香りと、丁寧に作られたチョコレートが溶け合うひととき。それは、忙しい日常の中でふっと肩の力を抜ける、自分へのささやかなご褒美になるはずです。
福山を訪れた際は、ぜひpharmacy chocolateへ。こだわりのチョコレートとともに、HARNEY & SONSの紅茶がもたらす豊かな時間を体験してみてください。
pharmacy chocolate(ファーマシー チョコレート)
広島県福山市伏見町にある、Bean to Bar チョコレート専門店。自家製チョコレートを使ったテリーヌやブラウニーなどのスイーツとともに、HARNEY & SONSの紅茶をポットサービスで楽しめます。
〒720-0062 広島県福山市伏見町2-8-2 2F
おすすめメニュー
- ショコラテリーヌ(重すぎず、カカオの香りが際立つ一品)
- HARNEY & SONS 紅茶各種(ホット・シナモン・スパイス、パリ、ミルキー・ウーロン ほか)
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